【レビュー】『くれよんのくろくん』シリーズは何歳から楽しめる?4歳息子が今でも読み続ける理由

買ってよかったもの
この記事は約7分で読めます。

幼稚園の発表会がきっかけで出会った絵本

「くれよんのくろくん」と出会ったきっかけは、息子がプレ幼稚園に通っていた頃の学習発表会でした。

発表会では『くれよんのくろくん』のお話を子どもたちが再現していて、私自身もこの作品を初めて知りました。

発表会が終わると、

息子「くれよんのくろくんの絵本が欲しい!」

と言われ、そのまま購入することに。

当時は外遊びや公園が大好きで、家ではプラレールやお買い物ごっこ、レストランごっこを楽しみ、さらに絵本も大好き。

気が付けば2時間近く次々と絵本を持ってきて、「読んで!」とお願いされる毎日でした。

そんな時期に我が家へ仲間入りした一冊です。

『くれよんのくろくん』シリーズの基本情報

現在わが家にあるシリーズは4冊です。

  • くれよんのくろくん
  • くろくんとなぞのおばけ
  • くろくんとちいさいしろくん
  • くろくんたちのすてきなおえかき

一番最初に読んだ作品はもちろん、『くれよんのくろくん』

そして現在、息子が一番よく持ってくるのは『くろくんとなぞのおばけ』です。

どの作品も魅力がありますが、これから初めて読むなら、まずは登場人物(クレヨンたち)の関係が分かる『くれよんのくろくん』から読むことをおすすめします。

初めて読んだときの反応

読み始めると、

私「発表会でやっていたのはこの場面だったんだ!」

と、絵本と発表会の記憶がどんどん繋がっていきました。

一方、息子も

「息子くんはみどりくんだったんだ。」

「ここで葉っぱを貼ったんだよ。」

と、自分が演じた場面を一つひとつ思い出しながら話してくれました。

絵本では、みどりくんときみどりさんが花に葉っぱや茎を書き足します。

発表会では、その場面をラミネートされた葉っぱを画用紙に貼る演出で再現していました。

絵本を読むたびに発表会の思い出がよみがえり、親子で「あの時こうだったね」と話せる時間になっています。

購入したばかりの頃はもちろん……

「もう一回読んで!」の無限ループ(笑)

もしかすると、自分が頑張って演じた場面を何度も見返したかったのかもしれません。

今でもレギュラーメンバーの一冊

現在4歳11か月になった息子ですが、『くれよんのくろくん』シリーズは今でも現役です。

4冊まとめて持ってきて

「最初はこれ!」

「次はこれ!」

と順番まで指定されることもしばしば。

セリフを真似したり、ごっこ遊びをしたりすることはありませんが、

クレヨンたちが絵を描いて頭が平らになっていく様子を見て

「くろくんの頭、平らになっちゃった!」

と笑いながら教えてくれることがあります。

また、この絵本がきっかけかどうかは分かりませんが、現在はクーピーやクレヨンでお絵描きをする時間がとても増えました。

色んな色を使ってオリジナルの作品を描いています。

こちらもオリジナルの作品。怪獣を描いたそうです。

アンパンマンミュージアムで買った画用紙に付いていた塗り絵。表紙を見ながら塗り進めていました。

塗り絵も好き。

自分だけのオリジナル作品を描くのも好き。

そんな姿を見ると、この絵本との出会いも少なからず影響しているのかなと感じています。

息子が一番好きなシーン

シリーズの中で息子が特に気に入っている場面は、大きく2つあります。

一つ目は『くれよんのくろくん』で描かれる、見開きいっぱいの花火のシーンです。

もう一つは『くろくんとなぞのおばけ』で描かれる、夜空いっぱいに流れる流れ星のシーンです。

どちらも2ページを使った迫力のあるイラストで、色とりどりのクレヨンを使いながらも、黒があるからこそ全体が引き立つ美しい絵になっています。

ページを開くたびに息子は

「おぉ、きれい!」

と嬉しそうに眺めています。

子どもだけでなく、大人でも思わず見入ってしまうようなページです。

読み聞かせをして感じた変化

この絵本以外にも様々な要因が重なった結果の変化ではあると思いますが、読み続けてきた中で感じた変化はいくつかあります。

まず一つ目は、色の名前を自然と覚えたことです。

赤や青だけでなく、茶色や黄土色までしっかり覚え、一時期は登園中にすれ違う車を見ながら、

「赤!」

「黄土色!」

と色当てを楽しんでいました。

もう一つは、お絵描きが大好きになったことです。

現在4歳11か月ですが、家ではクーピークレヨンを使って絵を描くことがとても増えました。

塗り絵を楽しむ日もあれば、自分で思い付いたものを自由に描く日もあります。

幼稚園から持ち帰ってきたらくがき帳を見ても、たくさんのページがお絵描きで埋まっていて、「描くことが好きなんだな」と感じました。

そしてもう一つ。

これは絵本を買う以前からの話になりますが、幼稚園で息子に関わってくださる色んな先生から

「困っている子がいると、よく声を掛けて助けてくれています。」

という話を聞いていました。

年中になった今でも、その姿勢は変わらないようです。

『くれよんのくろくん』には、仲間と協力したり、お互いの良さを認め合ったりする場面がたくさん描かれています。

普段の生活や幼稚園での経験ももちろん大きいと思いますが、この絵本もそうした気持ちを育むきっかけの一つになっていたのかもしれないと感じています。

息子が一番好きなキャラクター

息子に

「一番好きなのは誰?」

と聞いてみると、迷わず

「みどりくん!」

という答えが返ってきました。

理由は、自分が初めての学習発表会で演じた役だからです。

3歳3か月。

初めての発表会でしたが、歌も振り付けも堂々としていて、本人も

「楽しかった!」

と満足そうに帰ってきたことを今でも覚えています。

その思い出があるからこそ、みどりくんには特別な思い入れがあるようです。

親子にとって、思い出まで一緒に残せる一冊になりました。

親が読んで感じたこと

私自身は子どもの頃、このシリーズを読む機会がありませんでした。

そのため、息子の発表会をきっかけに初めて出会った作品です。

読み進めるうちに感じたのは、クレヨンたちのやり取りを通して、

友達と協力すること

・それぞれの個性を認め合うこと

・困った時は力を合わせること

そんな大切なことが、ごく自然に物語の中へ溶け込んでいるということでした。

また、『くろくんたちのすてきなおえかき』では、家の中や外にある模様を紙へ写し取って遊ぶ「こすり出し」が登場します。

特別な道具がなくても楽しめる遊びなので、

「もう少し大きくなったら、紙とクレヨンを持って親子で模様探しをしてみたいな。」

そんな楽しみまで増えました。

絵本を読んで終わりではなく、「今度やってみよう」が生まれる作品でもあります。

少し気になった点

正直なところ、お話の内容で気になる点はほとんどありませんでした。

『くれよんのくろくん』では、くろくんが仲間外れになってしまう場面があります。

ただ、その後の展開も含めて読むと、子どもが怖がったり、不安になったりする内容ではなく、親子で安心して読める作品だと感じています。

強いて挙げるなら、本の形が横長なので、子どもが近付きすぎるとページをめくる時にぶつかってしまうことがあるくらいでしょうか(笑)。

こんな子におすすめ

『くれよんのくろくん』シリーズは、こんなお子さんにおすすめです。

  • お絵描きが好きな子
  • クレヨンや色に興味がある子
  • 色の名前を楽しく覚えたい子
  • お友達との関わりが増えてきた子
  • 幼稚園や保育園に通い始めた子

シリーズには、クレヨンだけでなく、ものさしのおばさんや絵の具のおねえさん、筆のおにいさんなども登場します。

子ども同士だけでなく、年上の存在との関わりも自然に描かれているところも魅力だと感じています。

まとめ|今でも親子で読み続けている、お気に入りのシリーズ

『くれよんのくろくん』は、発表会がきっかけでわが家へやってきた絵本でした。

あの時、「この絵本が欲しい」と言ってくれた息子のおかげで、今ではシリーズ4冊が本棚に並び、どれも何度も読み返すお気に入りの作品になっています。

色の名前を覚えたり、お絵描きを楽しんだり、友達との関わりについて考えたり。

読むたびに少しずつ新しい発見があり、親子の会話も自然と増えていく一冊です。

もし、お絵描きが好きなお子さんや、これから幼稚園・保育園で友達との関わりが増えていくお子さんに絵本を探している方がいれば、ぜひ一度手に取ってみてください。

きっと親子で楽しめる時間が増えると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました