5歳になると自治体から案内が届く「5歳児健診」。
これから受ける予定の方の中には、
- 5歳児健診って何をするの?
- どんな検査がある?
- 子供が質問に答える場面はある?
- どのくらい時間がかかる?
- 何を持っていけばいい?
- 健診前に子供へ説明しておいたほうがいい?
など、気になることがあるのではないでしょうか。
わが家も息子が5歳になり、自治体から案内が届いたため5歳児健診を受けてきました。
この記事では、2026年8月に息子が5歳0か月で受けた5歳児健診の様子を、当日の流れや実際に行ったこと、子供の様子などを交えながら紹介します。
なお、5歳児健診の実施時期や内容、流れなどは自治体によって異なる場合があります。この記事では、あくまでわが家が受けた5歳児健診の一例としてご紹介します。
5歳児健診を受けることになったきっかけ
わが家の場合、自治体から5歳児健診の案内と問診票が郵送されてきました。
健診は平日に行われ、案内にはあらかじめ指定された日時が記載されていました。
指定された日時で都合がつかない場合は、自治体へ問い合わせるよう案内が記載されていました。
当日は夫が仕事だったため、私と息子の2人で健診会場へ向かいました。
会場は○○市の保健センターです。
5歳児健診の前に記入したもの
健診当日までに自宅で、
- 問診票
- 「こどもの強みと困難さ」のアンケート
の2種類を記入しました。
当日はこの2つと母子健康手帳を持参しました。
問診票には「医師に聞きたいこと」「保健師・栄養士に聞きたいこと」を記入する欄もありました。
私は普段気になっていたことをいくつか記入しておきました。
5歳児健診当日の流れ
ここからは、実際にわが家が受けた健診の流れを紹介します。
①受付
受付開始時間の13時20分頃に保健センターへ到着しました。
すでに受付が始まっており、何組かのご家庭が健診を進めている状態。
そのため、受付までの待ち時間はほとんどなく、とてもスムーズに案内されました。
②保健師さんとの問診
まずは問診会場へ。
保健師さんが母子健康手帳、問診票、「こどもの強みと困難さ」のアンケートを確認します。
その後、まずは保健師さんと息子の会話が始まりました。
このとき、親は隣から口を出したり、子供の回答をフォローしたりすることはできませんでした。
最初は少し緊張と恥ずかしさがあったようですが、保健師さんが息子の目を見ながら話しかけてくれたので、「自分に大人が話しかけてくれている」と分かった様子。
ニコニコしながら、一生懸命会話をしていました。
その後は私への質問。
普段の子供の様子や子育てで気になっていること、相談したいことなどを確認してもらいました。
③ 身長・体重の測定
問診が終わると身体計測へ。
身長と体重を測定しました。
その後、色分けされたビブスを渡され、息子が着用。
ビブスには番号が付いていて、その番号がその後の集団遊びでも使われました。
④ 集団遊び
次は集団遊びです。
ある程度同じ色のビブスを着た5歳児が集まってから開始するため、ここで10分ほど待ち時間がありました。
最大8人ほどで行うようでしたが、息子のグループは5人集まった段階で部屋へ案内されました。
子供たちはビブスと同じ番号がついた椅子に座ります。
私たち保護者は子供の視界に入らないよう、部屋の後ろにある椅子に座って見守りました。
実際に行ったのは、覚えている範囲では、
- 間違い探し
- ドアの向こうにいる動物を当てるクイズ
- 手遊び
- 真似っこ遊び
- じゃんけん
- 自分の番号を呼ばれたときに挙手する
など。
息子はというと……
どれも全力疾走でした(笑)。
普段から幼稚園でたくさんのお友達と過ごしているからなのか、もともとの性格なのか、かなり積極的に参加。
後ろから見ている私にも、息子の大きく元気な声がよく聞こえてきました。
⑤ 医師による診察
集団遊びが終わると、医師の診察です。
ここが今回の健診で一番長く待ったところで、30分ほど待ちました。
お気に入りのおもちゃも持って行っていましたが、会場では絵本の貸し出しもしてくれていました。
絵本が大好きな息子からは、待っている間ずっと、
「絵本読んで!」
という攻撃が(笑)。
ようやく呼ばれて診察室へ。
まずは医師と息子が簡単なコミュニケーションを取り、その後、聴診器で胸と背中の音を確認してもらいました。
特に問題がなければ、最後に親へ、
「何か気になっていることや心配なこと、相談したいことはありますか?」
と聞いてくれます。
私は口腔について少し気になっていたことがあったので相談してみました。
結果としては、かかりつけの歯科医院があるのであれば、そちらで相談してみてくださいという回答でした。
予想していた回答ではありましたが、せっかくの機会なので気になっていたことを聞いてみました。
⑥ 保健師さんとの面談・健診結果
医師の診察が終わると、最初の問診を行った部屋へ戻ります。
名前が呼ばれるまで、ここでも10分ほど待ちました。
呼ばれてからは保健師さんと息子で少しの間お話タイム。
※②で対応していただいた保健師さんとはまた別の保健師さんでした。
まず印象的だったのが、息子と保健師さんがしりとりをしていたことです。
息子が予想外の単語を出したらしく(肝心の単語を忘れてしまいました)、保健師さんも驚いていました。
普段からしりとりをよくしていることを伝えると、
「どうりで言葉をよく知っているわけだね」
と感心されました。
実は息子、幼稚園の登園・降園時に、自宅までの道のりでずっとしりとりをしていることがあります。
こういう普段の遊びが、思わぬところで出てくるものなんだなと感じました。
その後、健診の結果を教えてもらい、子供について悩んでいることや心配なことがないか相談する時間がありました。
希望者は栄養相談も受けられるようでしたが、今回は利用しませんでした。
5歳児健診でタンパク質について相談してみた
私は以前から、息子の食事について少し気になっていたことがありました。
炒めたり煮込んだりした肉をあまり食べてくれないのです。
唐揚げやとんかつ、ハンバーグは喜んで食べてくれるものの、それ以外のお肉はこちらから促さないと一口も食べないことも。
体操教室に通ったり、幼稚園で週に1度やプールもやっているため、
栄養が不足して、体の成長に影響が出ないだろうか?
ということも気になっていました。
そこで保健師さんに相談してみました。
すると、
- 幼稚園の給食をしっかり食べている
- 固いものを前歯でしっかり噛み切ることができている
- タンパク質は肉だけでなく、乳製品・大豆食品・魚などからも満遍なく摂取できる
ということから、現時点ではそこまで心配しなくても大丈夫とのことでした。
肉を食べたがらない子の中には、固いものを前歯で噛み切ることが難しいことが理由になっている場合もあるそうです。
今回、相談して少し安心できました。
もし偏食や食事について悩んでいる場合は普段の食事を写真に撮っておき、健診のときに見せると相談しやすいかもしれません。
私はそこまで準備していなかったので、やっておけばよかったかなと思いました。
5歳児健診で感じた息子の成長
今回の健診で一番強く感じたのは、
「普段話していない大人とも、きちんと会話やコミュニケーションが取れるようになったんだな」
ということでした。
今回の健診では親が隣にいても、子供への質問に親が答えることはできません。
でも普段から、ご近所の方やお店の方などが息子に話しかけてくれたときには、モジモジしている息子の代わりに私が答えるのではなく
「息子くんに聞いているよ」
と伝え、自分で答える機会を作るようにしていました。
その積み重ねもあったのか今回も私に助けを求めることなく、保健師さんや医師と会話することができました。
親のほうも、答えたくなるのを我慢してきた成果が出たのかもしれません(笑)。
3歳児健診との違いは?
私の個人的な印象ですが、3歳児健診までは「子供の身体的な成長」に関係することが多かったように感じます。
一方、今回の5歳児健診では、
- 会話
- 質問への受け答え
- 集団の中での様子
- 真似をする
- ルールのある遊び
- しりとり
など、知的な部分やコミュニケーション面の成長を見ているような印象を受けました。
ただ、実際に保健師さんや医師がどのような基準で子供の発達を見ているのかは、親からは分からない部分もありました。
「この遊びに参加できたから大丈夫」「参加しなかったから問題がある」という単純なものではないと思いますし、私自身も息子が健診を受けている姿を見ながら、
「こういうところを見ているのかな?」
と想像する程度でした。
だからこそ、少しでも気になることがあれば、健診の機会に相談してみることが大切なのだと思います。
5歳児健診にかかった時間
案内には**「所要時間2時間程度」**と記載されていました。
実際にかかった時間はわが家の場合は受付から終了まで約1時間半。
思っていたよりは短かったものの、3歳児健診までと比べるとかなり長丁場でした。
今回の待ち時間を振り返ると、
- 集団遊びまで:約10分
- 医師の診察まで:約30分
- 診察後:約10分
という感じでした。
会場全体は、思っていたほど混雑していませんでした。
日程をうまく分散しているのかもしれません。
5歳児健診に持っていってよかったもの
案内に記載されていた持ち物は、
- 母子健康手帳
- 問診票
- 「こどもの強みと困難さ」のアンケート
の3つでした。
服装については、
「着衣のまま身体計測をしますが、脱ぎ着しやすい服装でお越しください」
という案内がありました。
今回は夏だったので、息子が普段選んでいる服装で行きました。
実際に持って行ったのは、上記の持ち物に加えて息子が自分で選んだお気に入りのおもちゃ。
待ち時間があったので、持って行ってよかったと思います。
会場におもちゃや絵本が用意されているとは限らないので、子供が普段から遊び慣れているおもちゃをいくつか持っていくと安心だと思います。
健診前に子供へ伝えておいたこと
健診前、息子から、
「どんなことをするの?」
と聞かれたので
「5歳になってどのくらい大きくなったのか見てくれたり、お友達と一緒に遊んでいる様子を見せてって書いてあるよ」
と、かなりざっくり説明しました。
さらに、
「もしかしたら同じ日に幼稚園の知っている子も来ているかもね」
とも伝えていました。
実際に同じ幼稚園の子が何人か来ていて、知っているお友達を見つけると手を振ったりしていました。
事前に細かく説明しすぎる必要はないと思いますが、子供が「何をする場所なのか分からない」という状態にならない程度には伝えておいてよかったと思います。
5歳児健診を受ける前に知っておきたかったこと
今回実際に受けてみて、「これから受けるなら知っておくといいかも」と思ったことをまとめます。
子供だけで受け答えする場面が多い
保健師さんや医師から子供に直接質問される場面がかなり多くありました。
普段から大人に話しかけられたときに親が代わりに答えるのではなく、子供自身が答える経験を作っておくとよいかもしれません。
待ち時間対策をしておく
集団遊びの後に医師の診察という流れだったため、今回は30分ほど待ちました。
待ち時間が発生する可能性を考えて、お気に入りのおもちゃをいくつか持っていくのがおすすめです。
問診票の「相談したいこと」は書いておく
問診票には、
- 医師に聞きたいこと
- 保健師・栄養士に聞きたいこと
を書く欄がありました。
解決するかどうかは別として、少しでも気になっていることがあれば書いておくことをおすすめします。
私も今回、口腔や食事について気になっていたことを相談しました。
すぐに解決しなかったとしても、子供について気になっていることを共有しておけば、今後相談するときにも話がスムーズになるかもしれません。
5歳児健診を終えて
正直なところ、今回の5歳児健診は、
「受けてよかった」
という気持ちがある一方で、
「新しく始まった健診で、対象になったから受けに行った」
という気持ちもありました。
「発達を見る」と言われても、親からは具体的に何を見て判断しているのか分からない部分もあります。
それでも、実際に受けてみると、息子が私以外の大人とどのようにコミュニケーションを取るのかを見る貴重な機会になりました。
特に、緊張しながらも保健師さんや医師と一生懸命会話している姿を見て、
「いつの間にかこんなこともできるようになったんだな」
と、息子の成長を実感しました。
一方で、健診が終わった途端に緊張から解放されたのか、「まだ帰りたくない」「自分のやりたいことをしたい」と不機嫌に。
普段はお昼寝をしない息子ですが、帰宅すると疲れ切ったようで夕食の時間まで眠ってしまいました。
健診中はしっかり頑張っていたんだなと思います。
まだまだ5歳児ですね(笑)。
まとめ
今回は、息子が5歳0か月のときに受けた5歳児健診について、実際の流れや子供の様子を紹介しました。
わが家の場合は、
受付 → 問診 → 身体計測 → 集団遊び → 医師の診察 → 保健師さんとの面談・結果説明
という流れで、全体で約1時間半かかりました。
特に印象に残ったのは、子供だけで受け答えをする場面が多かったこと。
そして何より、息子が普段話していない大人とも一生懸命会話をしている姿を見て、5歳になった息子の成長を実感できたことです。
5歳児健診の内容は自治体によって異なると思いますが、これから受ける予定の方の参考になれば嬉しいです。




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