第2子の妊娠が分かった時の話③〈緊急受診→2度目の流産〉

妊娠〜出産
この記事は約6分で読めます。
第1子を授かった時まだこのブログを始めておらず、不安で心配なことがある時は先輩ママさんが書いたブログをよく検索して読んでいました。
今回、第2子がお腹の中にいることが判明したのでその記録を残していこうと記事を書き始めましたが、先日残念ながら不全流産という結果になってしまいました。
この記事では流産と診断されるまでの様子がどんな感じだったのかを纏めました。

はじめに

こんにちは、Kasuminです。

先日、第2子を妊娠していることが分かり、記録を残しておこうと記事を書きました。

しかし、残念ことの今回の妊娠は初期流産という形で終わりを迎えてしまいました。

まだ高齢出産と言われる年齢ではありませんが、今までに3回妊娠を経験して出産に辿り着くこ

とができたのは1回だけ。

2回は初期流産という結果です。

悲しい気持ちを抱えた中ではありますが、初診後から流産の診断がおりた経緯を今回は記事にしま

した。

 

初診後の異変

前回の記事で正常妊娠、卵黄嚢、胎芽、心拍の確認ができたことを書きました。

第2子の妊娠が分かった時の話②〈初診編〉
第2子の妊娠が分かってから初診までの期間の体調はどんな感じだったか、診察の結果について記事にしました。

最初に稽留流産を経験した時は胎芽まで見えたものの、一度も心拍の確認ができず残念な結果となっ

たため、この時点で心拍が確認できたことで安心していました。

しかし数日後から異変が起き始めました。

おりものに茶色い血が混じり始めました。

ネットで検索すると初期にはよくあることと出てきたり、この時期の出血は着床出血だといった

情報を目にしていたので初めのころはあまり気にせず過ごしていました。

しかし、2〜3日経っても中々治まることがなく、次第に色も茶色からピンクや赤褐色のような色

合いに変わっていきました。

そして量も少しずつ増えて行っているのが分かりました。

トイレットペーパーで拭くとしっかりとおりものに混じって出血が付くようになった頃、病院に

状況を伝えて急遽診察してもらうことになりました。

 

出血が気になり、緊急受診

この頃、まだ初期ということもあり基礎体温を計り続けていましたがきれいな高温期が続いてお

り、つわりもあったため自分の中では「まだ大丈夫なはず。」という気持ちが強くありました。

しかし、診察をしてもらった時にその気持は見事に打ち砕かれました。

まず、胎嚢の大きさが1週間ほど前に確認した際と大きさがあまり変わらないこと、そして前回

は心拍が確認できたが今回は心拍が確認できなかったこと、順調とは言えず流産の可能性もある

ことを医師から伝えられました。

出血の原因は今回の内診では分からず、初期なのでなるべく安静にして様子を見るしかない

言われ、この時の診察は終わりました。

この日の内容は主人と心配していた実母に伝え、かなり厳しい状況だから覚悟しておいた方が良い

かもと伝えました。

主人はとても協力的に動いてくれ、私が安静にしている間は仕事がある中息子の送り迎えやお世話

を文句も言わず率先してこなしてくれました。

 

翌日に突然起きたお腹の痛みと大量出血

安静指示が出てから翌日、日中息子が預かり保育に行っている間も殆ど横になって過ごしていま

した。

夜、息子を主人がお風呂に入れようとした時「ママがいい!!!ママとお風呂に入る!!!」と

言って私から離れようとしませんでした。

妊娠が分かってから満足に抱っこもしてあげることができていなかったので寂しい気持ちになって

しまったのかなと思い、主人と話して私がお風呂に入れることにしました。

お風呂から出て数十分後、お腹の痛みを感じ始めました。

最初は重い生理痛のようなじわっとした感覚でしたが横になっても痛みが治まりません。

まだ妊娠中ではあるため当然ながら痛み止めの薬も服用することができず、只管我慢するしかあり

ません。

1時間、2時間経っても痛みが治まることはなく、次第に弱い陣痛のような痛みであることに気付き

ました。

私は帝王切開での出産経験しかないため、本当の陣痛を経験したことはありませんが、痛みに一定

間隔の波があることに気付いてから「ああ、これはもうダメだ。出てこようとしているんだ。」と

はっきりと自覚しました。

その後、痛みが続く中一度は布団に入って眠りにつきましたが深夜に酷いお腹の痛みで再び起き、

トイレに駆け込みました。

痛みの波に併せてお腹に力を入れた時、大量出血を起こしました。

と同時に赤黒い塊もボトボトと出てきました。

何度か繰り返していくうちに赤黒い塊は殆どでなくなりましたが、出血は変わらず続きました。

痛みからくる吐き気と一気に出血したことでフラフラになりながら朝が来るのを一人で待ち続けま

した。

 

大量出血後の緊急受診

翌朝、起きてきた主人に事情を話し、その日の息子の送り迎えを頼むことができたので私はお腹の

痛みが治まるまで暫く横になって過ごしました。

昼時に漸く座っていられるくらいの痛みに落ち着いたので病院へ再び電話で状況を伝え、緊急受診

しました。

予約なしの突然の受診にも関わらず受付の方からお腹の痛みを気にかけてくださり、待ち時間も

殆どなく診察していただけました。

内診の結果、赤ちゃんの姿も胎嚢もなくなっていていて一部内膜や血が残っているような状態で

した。

診察していただいた先生からは「残念ながら今回は不全流産となります。」とお話を頂き、

今後のことについて説明を受けました。

まず、子宮内にまだ内膜等が残っているため排出を促すように子宮収縮の薬と痛み止めを処方する

こと、1週間後に経過観察をして子宮内がきれいになっていればオッケー、内膜等残留物がある

場合放置していると細菌感染を起こすリスクがあるため手術で取り除く必要がある経過観察の

診察時まで湯船に浸かるのは禁止・シャワーのみで過ごすこととのことでした。

1度目の流産では手術を受けたのですが、前処置がとても痛く、痛みのショックで血圧が急降下

して倒れてしまうということがあったので自然排出で事無きを得てくれることを今は祈るのみです。

 

流産は良くあること、でも。。。

子供は2人欲しいと思っていたので今回妊娠していた事がとても嬉しく、夫婦で喜んでいました。

しかし今回は本当に残念な結果になってしまい、私自身2度目の流産を経験して妊娠→出産は当

たり前のようにできるものではないことを改めて実感しました。

1度目の流産の時は事実を中々受け入れる事ができず物凄く取り乱したことを覚えています。

2度目の今回、お腹の子がお空に帰ってしまった悲しみは感じつつも目の前にいる息子のおかげ

で物凄く落ち込んだり取り乱すことはありませんでした。

妊娠してから中々抱っこをしてあげることができなかったので

「お腹にいた赤ちゃんはお空に帰ってしまったからお母さんもう抱っこできるよ。」

と話しをしたら嬉しそうに抱っこをせがんできました。

その様子を見て

「息子なりに気を遣って我慢してくれていたんだな、今回はこれで良かったのかな。」

と思いました。

まだ夫婦ともに2人目を諦めたわけではありませんが、息子との時間を楽しみながらまた新しい

命が再びお腹に宿ってくれる日を静かに待とうと思います。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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