【JR在来線グリーン車】未就学児が1席使っても料金はかかる?実体験&JRに問い合わせてみた

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こんにちは、Kasuminです。
先日、息子と一緒にお出かけした際にJR在来線のグリーン車を利用しました。
そのときにふと疑問に思ったのが…「未就学児が1席しっかり使う場合、料金ってかかるのかな?」なんとなく「無料だと思うけど…」と思いつつも、不安になってネットで色々検索をかけましたが記事によって曖昧な感じが否めず。。。自信がなかったため、後日JRに問い合わせてみました。
今回はその体験と、公式に聞いた回答をシェアしたいと思います!

息子と2人で在来線グリーン車を利用!

息子と2人で電車を使って休日のお出かけに行ったときのことです。

当日は移動時間が長めだったので、在来線のグリーン車を利用することにしました。

息子はまだ未就学児(3歳)ですが、大人同様自分の席が欲しいお年頃です。

特に混雑もしていなかったため普通に1席座らせていたところ、巡回中のJR職員(グリーン車アテンダント)の方から声をかけられました。

JR職員:「お子さまは未就学児ですか?」
私:「はい、そうです」
JR職員:「どちらの駅までご乗車ですか?」
私:「○○駅までです」

それだけで特に料金の請求もなく、タッチパネル操作で「使用中」に設定してくれました。

そこでふと疑問に思いました。

「そういえば、特に調べもせず未就学児だから無料って頭だったけどこの認識で合っている???アテンダントさんが気を利かせてくれた???どっちだ???」

新幹線の場合、
・指定席で未就学児が1席分を使う場合:乗車券+指定席券が必要。(子供を大人の膝上に座らせる場合は大人1人分の料金でオッケー)
・自由席で未就学児が1席分を使う場合:未就学児分の追加料金は必要ない。

上記の認識でいましたが、これがグリーン車でも当てはまるのかどうなのか気になってネット検索をしてみました。

 

後日、JRに問い合わせてみた

検索をしていろんな記事をみてみましたが記事によって書いていることが違う。。。

JRの公式サイトで「よくある質問」から検索すると以下のようなことが書かれていました。

「おとな」と「こども」の区分は以下のようになります。
・おとな → 12歳以上(12歳でも小学生は「こども」です)
・こども → 6歳~12歳(6歳でも小学校入学前は「幼児」です)
・幼児  → 1歳~6歳未満
・乳児  → 1歳未満
◆こどもの運賃・料金
・「こども」の乗車券、特急券、急行券、指定席券は「おとな」の半額です。5円の端数は切り捨てます。
・「こども」のIC運賃は、「おとな」のIC運賃の半額(1円未満の端数は切り捨て)です。
・グリーン券、グランクラス、寝台券、乗車整理券は「おとな」と同額です。
・「おとな」1人と「こども」1人で、または「こども」2人で1つの寝台が利用できます。
◆「幼児」、「乳児」の運賃・料金
「幼児」、「乳児」は無料ですが、次の場合は「こども」のきっぷが必要です。
1.「おとな」または「こども」1人に随伴される「幼児」の人数が2人を超える場合(3人目から「こども」のきっぷが必要です)
2.「幼児」「乳児」が1人で指定席、グリーン席(自由席グリーン車を除く)、寝台等を利用する場合
3.「幼児」が単独で旅行する場合

…うーん、分かるような分からないような。。。ということで、JRのお問い合わせ窓口に電話で確認してみました。

 

【公式回答】未就学児のグリーン料金について

JRのお問い合わせ窓口に電話で確認していただいた回答の内容を簡潔にまとめると下記の通りでした。

  • 大人と一緒にグリーン車に乗車する場合
    → 未就学児が1席使っても グリーン券・乗車券ともに不要
    ※ただし、大人1人につき、未就学児2人まで。大人1人につき未就学児3人の場合、3人目のみ子供料金の乗車券・グリーン券を追加で購入する必要があります。
  • 子どもが1人で乗る場合(大人の付き添いなし)
    → グリーン券・乗車券の両方が必要

つまり、大人が一緒にいれば子どもが1席をしっかり使っても料金はかからないということです。安心しました…!

 

ついでに聞いてみた:未就学児にSuicaって作れる?

もうひとつ気になっていた「未就学児にSuicaを作れるか」も合わせて確認してみました。

今まで、子供用のSuicaは子供料金が発生する小学生〜しか発行してもらえないと思い込んでいました。

ただ、実家への帰省の際に新幹線の指定席を大人だけでなく、子供の分も取ることが多く、私自身がモバイルSuicaを使っていたためできれば子供用のSuicaが欲しいなと思っていました。

折角モバイルSuicaを持っているのにわざわざ切符を発券しなければいけないこと、乗車券と指定席券で1人2枚×人数分となると無くす可能性もあること、そして何よりまだ子供が1人で改札に切符を通すことに慣れていないためこの機会にと思って聞いてみました。

未就学児用Suicaの発行についての回答は下記の通り。

子供の身分証明書(健康保険証やマイナンバーカード)を持参の上、

  • みどりの窓口
  • オペレーター対応の券売機(話せる券売機)

であれば、未就学児名義のSuicaも発行可能とのことでした。

その後、我が家はみどりの窓口に行って未就学児のSuicaの発行希望を伝えました。

窓口担当の方がおそらく新入社員の方だったようで最初は「?」というようなリアクションだったため、「新幹線を利用する際に子供の分の指定席を取ることも多いので発行希望です。」と伝えたらその後の手続きはスムーズに行きました。

 

まとめ:子連れグリーン車利用の安心ポイント

状況 グリーン料金の発生有無
大人と一緒に乗車・子どもが1席利用

※大人1人に対して未就学児2人まで。

発生しない
子どもだけで乗車(大人の付き添いなしの単独) 発生する
  • 未就学児が1席使っても、大人と一緒なら料金不要。(※例外あり)
  • 不安なときはJRに問い合わせてOK。
  • 未就学児でも子供用Suicaの発行ができるので移動が便利に◎

今までなんとなく「無料なんだろうな〜」と思っていたことも、いざとなると「本当に大丈夫?」と不安になったりしますよね。
今回はしっかり確認してスッキリしました!

私と同じように、子連れで電車移動が多い方の参考になれば嬉しいです。

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