はじめに
こちらのページでは数ある「子育て本」の中で私が実際に読んでおすすめしたいと思った本を紹介しています。
たくさんの情報で溢れている世の中、本を読みたいけれどどれがいいのか分からず迷っている方の参考になれば幸いです。
2歳の男の子がいます。
子育てに関する情報が溢れている中、自分にとって・そして息子にとってどのように日々向き合い・接していくのが一番良いのかを考えています。
紹介する本・概要
今回紹介する本がこちら。
シリコンバレー式 世界一の子育て
(Sora International Preschool創立者 中村玲子)
価格:1980円 |
これからの時代に身につけるべき力で注目されている点数では測 れない力の育て方として注目されている ・非認知能力 ・STEAM教育 とは何か?それらが子供にもたらす学びへの良い影響とは何か? が書かれています。
子供が自分の才能を生かして世界で羽ばたくために欠かせない力 ・自己肯定感 ・考える力 ・意志力 ・社会的スキル ・国際的スキル についてそれぞれ具体的に書かれています。
感想・おすすめポイント
こちらの本はまず「なぜ日本は平成の30年間で成長ができなかったのか?」「日本ではアップルやグーグルのような世界的企業がなぜ生まれないのか?」といった内容から始まります。
日本と世界の現状を踏まえた上で
・「これからの世界で活躍できる人」とはどんな人なのか?
・どんな力を身につけるべきか?
・そしてその力を身につけるための幼児教育と大人の役割とは?
という流れで書かれているため、他の子育て本とは少し違った切り口から読み進めることが出来て新鮮さを感じます。
また、読み進めていくと今の日本の学校教育だけでは先行き不透明な時代を生きていくにはかなり大変だろうと感じました。
例えば、この本で触れている「自己肯定感」について。
皆さんも知っての如く日本人は自己肯定感の低い人が多い国ですがこの「自己肯定感」がこれから生きるために必要な力全てのベースになってくると書かれています。
私も「自分が好きか?」と問われるとすぐに「yes」とは答えられません。
なので子供だけでなく「大人も一緒に子育てをしながら自己肯定感を高めていく必要がある」とこの本を読んで気付くことが出来ました。
余談(英語教育についてはまだまだ悩んでいる最中)
この本には最後の章に国際的スキルのことが書かれており、英語教育についても触れています。
「英語は楽しい」と子供が思える環境づくりが先ずは大事で毎日・少しずつ・継続的に英語に触れる機会を設けることを意識する取り組み方が書かれており、英語教育をいつから・どのように取り入れていけば良いのか悩んでいた私に取ってはとても参考になる内容だったなと思いました。
というのも私自身、父の仕事の関係で4歳の頃から約3年半アメリカに住んでいた経験がありました。
ある程度の日本語ができたため平日週5日間は現地の学校に通い、土曜日は日本語学校に通っていました。
しかし、この「現地の学校の授業について行く為の英語の勉強」が私にとってはとても大変なことだったようで日本に帰国した後は反動で中学校入学まで英語を一切勉強しようとはしませんでした。
結果、発音とリスニング力はしっかりと残っていましたが他はすっかり忘れてしまっていました。
今思えばとても惜しいことをしてしまったなという気持ちになりますが当時の私には「英語は楽しい」と思える要素がなかった状態だったので仕方がありません。
息子には同じような思いをさせたくないと強く思っているのでこちらの本の内容を主にどのように英語に触れさせていくかをもう少し考えていこうと思いました。
まとめ
今回は「シリコンバレー式 世界の子育て」を紹介しました。
子育てに関する本を読みたいけど、たくさんあり過ぎてどの本を選べば良いか分からない・子供が小さいうちから英語教育を取り入れた方が良いという話を聞くけど、どのように取り入れたら良いのか分からず悩んでいると思っている方はこの本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
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