はじめに
こちらのページでは数ある「子育て本」の中で私が実際に読んでおすすめしたいと思った本を紹介しています。
たくさんの情報で溢れている世の中、本を読みたいけれどどれがいいのか分からず迷っている方の参考になれば幸いです。
2歳の男の子がいます。
子育てに関する情報が溢れている中、自分にとって・そして息子にとってどのように日々向き合い・接していくのが一番良いのかを考えています。
紹介する本・概要
今回紹介する本がこちら。
モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て
(モンテッソーリ教師 あきえ)
モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て [ モンテッソーリ教師 あきえ ] 価格:1540円 |
0歳〜6歳までの子供との日々の関わり方について、モンテッソーリ 教育に基づいた視点からアプローチしている本。
日常生活でよくある「イライラ・焦り」の出来事を取り上げ、 どのように対応していけば良いのかが具体的に書かれています。
モンテッソーリ教育を家庭の子育てに取り入れる方法についても 書かれています。
感想・おすすめポイント
モンテッソーリ教育はマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法で「子供には、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在が前提となっています。
自己教育力:子供が生まれた時から持っている自立・発達していこう
とする力。
モンテッソーリ教育についてついてもう少し詳しく知りたい方はこちら↓
その力が発揮されるためには発達に見合った環境(物理的環境・人的環境)が必要であり、子供の発達がどのような形で進んでいくかを知り、子供を観察し、環境を整えてあげることが大人のすべきことであるとされています。
私自身、過去の体験からモンテッソーリ教育については子育ての中で取り入れていきたいと思いつつも「発達に見合った物理的環境・人的環境」を子供に与える部分について家で実践するのにはかなりハードルが高いと感じていました。
この本を読んで良かったと思った点は、
モンテッソーリ教育をガッツリ取り入れるのではなく、教育方法
の考えに基づいて家でも気軽に実践できる内容を複数紹介してく
れている。
子供が生まれながらに持っている力とは何なのか、その力を発揮 させ、成長に繋げるには親はどのように接してあげればいいのか が分かりやすく書かれている。
夫婦共働き世帯が多数を占めるようになった世の中、子供と触れ合う時間も1日の中の限られた時間しかないという方も多くいらっしゃると思います。
モンテッソーリ教育に興味がある・実際に家でもやってみたいけど中々難しいと思っていらっしゃる方や子供への接し方に「これでいいのか?」悩んだり不安に思っている方にはぜひ一度読んでもらいたい1冊です。
我が家の息子の様子は?
この記事を書いた時点で息子は2歳。絶賛イヤイヤ期真っ只中でどんなことでも「自分でやりたい」と言ってきます。
この本を読んで私が特に意識していることは、
子供も親と同じ1人の人間であること。
手出し・口出しすることは簡単で親にとっても効率的に動けるのでついついやりがちですが、あくまでも親は「サポート役・できないことの手伝いをする」立場であることを意識して接するようにします。
やりたいことは極力やらせてあげる。
ただし、危険なことや親の都合でできない(時間がない等)場合は子供の「自分でやりたい」気持ちを尊重しつつ、きちんと理由を説明するようにしています。
噛み砕いた言葉で説明しても今は分からない・それでもやりたい気持ちの方が勝ることも多々あり、上手くいかないことも多いです。いちいち理由を説明するのも面倒と思う時もありますが、親も練習しなければ子供が成長してコミュニケーションが取れるようになった時にいきなりできる訳ではないので癖が付くように意識して話しています。
余談(子供の頃の話)
この本を読んでいた時に私がまだ小学校低学年だった頃のことを思い出しました。
当時、月に1、2回ほど近くに住んでた母方の祖父母の元へ顔を出しに行く機会がありました。
祖父母は私と弟をとても可愛がってくれ、顔を出すと必ず一緒にお出かけするのが日課でした。(私と弟、祖父が出かけている間に母は寝たきりの祖母とお留守番といった感じで過ごしていました。)
祖父はモンテッソーリ教育のことをおそらく知らなかったとは思うのですが、子供の興味があることについては何時間経とうと飽きるまで何も言わずに只々見守ってくれていました。
公園で遊ぶ、踏切で電車が通過していくのをただ只管見ている等々...
今考えると月に1、2回だったとしても祖父の精神力・我慢強さには頭が上がりません。
まとめ
今回は「モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て」を紹介しました。
子育てに関する本を読みたいけど、たくさんあり過ぎてどの本を選べば良いか分からないと思っている方はこの本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
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