子どもの成長に合わせて、「そろそろ習い事を…」と考えるママやパパも多いのではないでしょうか?
私も息子が1歳を過ぎた頃から、体操教室3歳を過ぎた頃から英語教室に通わせ始めました。
この記事では習い事を始めたきっかけ、不安だったこと、実際に通ってみた感想、続けるために意識
していることまで、リアルな体験談をまとめています。
これから習い事を考えている方の参考になれば嬉しいです!
子供に習い事をさせようと思ったきっかけ
現在、我が家の息子は2つの習い事に通っています。
一つは体操教室、もう一つは英語教室です。
息子は生後9ヶ月で歩き始めるなど、身体の発達がとても早いほうでした。
1歳を過ぎると、興味のあるものを見つけてはヨチヨチ歩いて向かうようになったのですが、
丁度その時期は真冬。
毎日外遊びに連れ出すには寒さが厳しく、風邪を引かせてしまう心配もありました。
そんな中、同じ月齢の子を持つママ友から「体操教室の体験に行ってみたよ!」という話を聞き、
「うちも体験だけでも行ってみようかな」と思ったのがきっかけでした。
発語の発達も早かった息子は、日本語がしっかりしてきたタイミングで、自分から英語を話す場面
が増えてきました。
たとえば、ABCの歌を口ずさんだり、数字を英語で数えたり、色の名前を英語で答えたり。
特別に英語教育をしていたわけではなく、持っていた音が出るピアノのおもちゃから自然にイン
プットしていたようです。
さらに、「1=いち=one」としっかり理解できていたので、日本語と英語がごちゃまぜに
なってしまう心配も少ないと考え、英語教室に通わせることにしました。
通わせた教室は、外国人の先生がオールイングリッシュで指導してくれるところ。
リトミックやゲームを取り入れながら、楽しく英語に触れられるスタイルで、息子の通う幼稚園と
連携していたため、預かり時間中にそのまま参加できる点も魅力でした。
始める前に感じていた不安や悩み
もちろん、習い事を始める前にはたくさん悩みました。
特に、小さいうちから親が決めた習い事をさせることに、「親のエゴになってしまわないか?」
という不安が強かったです。
主人と相談して、もし行き渋る様子があれば無理に続けさせず、速やかに辞める選択肢も持とうと
決めてからスタートしました。
また、幼い体にとって預かり保育に加えて習い事も…となると疲れすぎてしまわないかという心配
もありました。
無理なく楽しく続けられるように、息子の様子をよく観察しながら習い事は慎重に検討しました。
実際に通ってみた感想
初めて体験に参加したときは母子同伴にもかかわらず私から離れず、息子は人見知りを炸裂させて
号泣状態でした。
先生が工夫して声をかけたり誘導してくれたりしましたが、暫くは泣き続けていて「息子にとって
はまだ早かったかも」と思ったほどです。
しかし残り5分ほどになった頃、急に泣き止み、自分から一人でモクモクとコースを周回し始めま
した。
最後には先生にも笑顔を向け、ご機嫌な様子に。
このたった1回の体験では「通うべきか」の判断は難しかったのですが、最後に見せた笑顔と楽し
そうな姿を信じて、入会を決意しました。
結果は大正解で2年半近く通っている今でも行き渋りはなく、どの先生とも上手にコミュニケー
ションを取りながら、いろいろな種目を楽しんでいます。
体力がついただけでなく、「順番を待つ」「周りと協力する」といった集団行動の基本も自然
と身につきました。
また、体操教室がある日は雨でも室内で思いきり体を動かせるため、息子にとっても大切な
リフレッシュの時間になっています。
英語教室は年度途中での入会だったため、体験なしでぶっつけ本番でした。
カリキュラムの内容は幼稚園経由のチラシで把握していたものの、念のため電話で詳しく確認して
から判断しました。
「もし息子が嫌がったらすぐにやめればいい」という軽い気持ちでスタートしましたが現在、通い
始めて半年ほど経った今も、お迎えのたびに「今日も楽しかったよ!」とニコニコしながら話して
くれています。
特に、幼稚園で仲良しのお友達が同じ曜日に通っていたことが息子にとって大きな安心材料になっ
たようです。
また、歌ったり踊ったりすることが大好きな息子には、「英語×リトミック」のスタイルがぴったり
合いました。
最近では、「今日の天気」を英語で話したり、英語の歌を家で口ずさんだりしている姿も見られ、
自然と「英語=楽しいもの」というイメージが息子の中で育っているのを感じています。
習い事を続ける上で意識していること・工夫していること
小さなうちに始めた習い事は、親の希望も少なからず反映されているので、「続けさせたい」という気
持ちが強くなりがちです。
でも、実際に頑張るのは子ども自身なので「子どもが楽しめているか」を何より大事にして
います。
息子の場合も、体操教室や英語教室から帰ってきたときにニコニコご機嫌でいたり、自分から
習ったことを話してくれたりするかを続けるかどうかの判断材料にしています。
無理に続けさせて「嫌な思い出」になってしまうより、本人が前向きな気持ちで続けられる
ことを一番大事にしたいと考えています。
習い事を始める前に、夫婦で「半年間は様子を見る」というルールを決めました。
始めたばかりの頃は慣れない環境に戸惑うこともあるので、最初の半年間はできるだけ焦らず
に見守ることを意識しています。
そして、もし半年以内に強い行き渋りが見られたら、無理に続けずに辞める選択肢も取ることに
しています。
「嫌だ」という気持ちを押し殺してまで続けることは、かえって悪い影響になってしまうと考えて
いるからです。
習い事はすぐに成果が見えるものではないので、小さな変化や成長を見逃さないことを心がけ
ています。
例えば、体操教室で「今日は自分から順番を待てた」「怖がっていたジャンプができた」など、
小さな一歩を一緒に喜ぶようにしています。
英語教室は保護者の参観が年に1度設けられていてその時以外は実際に中での様子を伺うことは
できないのですが「英語教室で歌ったと言っていた歌を口ずさんでいたな」「今日は先生とお友達
とこんなことをやったよって教えてくれたな」と息子からの報告を思い出しながら英語教室を通
した成長を感じて通わせてみて今のところ良かったと思っています。
子どもにとって「認めてもらえた」「頑張りが伝わった」という感覚が、習い事を続けるモチベー
ションになっていると感じています。
余談ですが、先日新年度が始まったこともありママ友の一人が英語教室の体験に子供と一緒に参加したそうです。
丁度息子が通っている曜日だったため姿を見たとのことでしたが、「めちゃくちゃノリノリで楽しそうにしてましたよ!!教室の雰囲気が気に入っているみたい。」と教えていただきました。
息子にとって習い事はただの「特技を伸ばす場所」ではなく、「自信を育てる場所」になっ
ていると感じています。
最初は不安や戸惑いがあっても続ける中でできることが増え、本人もキラキラした表情を習い事
を始める前より更にたくさん見せてくれるようになりました。
これからも、「できる・できない」ではなく「楽しめているか」を大切にしながら息子に合った
ペースで成長を応援していきたいと思っています。
まとめ:子供の「やりたい!」を大切に
体操教室も英語教室も、始まりは親がきっかけを作ったものでした。
でも、続けていくなかで「楽しい!」という気持ちを引き出せたことが、何よりの収穫です。
迷ったときは、まず体験してみること。
そして、子どもの「やりたい!」の気持ちを大切にしていけば、自然といい方向に進んでいくと
感じました。
この記事が、習い事を始めようか迷っているママ・パパの参考になれば嬉しいです!

Kasumin
習い事選びは、焦らず、ゆっくりで大丈夫。
あなたとお子さんにぴったりな習い事が見つかりますように!
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